区民健康講座 H29.2.5(日) ~めざせ!健康寿命の延長~ |
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2月18日(土)、甲良町保健福祉課の田畑保健師さんをお迎えして、区民健康講座が開催されました。 田畑保健師さんの話はとてもわかりやすく、ユーモアたっぷりなので、時の立つのも忘れて聞き入りました。 「健康な体で長生きしたい」というのは誰しも願うところです。でも、現実はたいへん危うい状況にあり、特に甲良町は人工透析患者が県平均の2倍もいるとのこと。 では、どうすれば健康な体を維持できるのか、田畑保健師さんのお話の概略を紹介します。 |
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「センテナリアン」って? 100歳を超えてなお元気で生活している人たちのことを言います。全国で約6万5千人。 甲良町では今3人 おられます。 |
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血管が老化すると認知症のリスクが高まる 血液全体の20%が脳に集まっています。写真のように無数の血管の集合体です。 脳の血管の老化とともに認知症のリスクが高まります。80歳で20%。85歳で40%。5年間で2倍です。 |
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血圧はどうすれば下がる? ①減塩 「塩」は水を呼びます。血液の量が増えます。その結果高血圧になってしまうのです。減塩すれば血液の量が減 り、確実に血圧は下がります ②野菜・果物 野菜の中に含まれるカリウムがナトリウムを引き連れて外に出すので減塩効果になります。 ③減量 体重が下がれば、血液の量も下がるので血圧も下がります。 |
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日本人は「食塩中毒民族」と言われている フランス人が日本のフランスパンを食べると塩辛いと言うそうです。 それほど日本人は塩分を取り過ぎているのです。 塩は体内のカルシウムも一緒につれて体の外に出してしまいます。だから、日本人には骨粗鬆症が多く、腰の曲がったお年寄りや寝たきり老人が多いのです。 ○健康推進委員さんから 「百灯祭で減塩味噌汁の試食をしてもらった結果、70%の人が「家よりうす味だ」と答えました。家の方がうす味だと答えた人はわずかに1名でした。」 |
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1日の塩分量は「5グラム」 欧米では1日の塩分摂取量は5グラムとしているそうです。日本人にはとても高いハードルですが、それに近づく努力が必要です |