昔、当区では、秋の収穫を祝い、各家からろうそくを献灯して氏神様に参拝する「百灯祭」という秋のお祭りがありましたが、いつしか途絶えてしまっていました。一方、明治9年、当区の大半が焼失するという大火をきっかけに祀られるようになった五十告神社の祭は春・秋二回続けられていたものの、関係者だけのひっそりとした祭典になってしまっていました。
そこで、五十告神社の秋祭りと百灯祭を併せて区民の一大イベントにしようと、「百灯祭」が復活され、今年で32回目を迎えました。
各家から献灯された提灯が境内を飾り、各種団体の模擬店、子ども対象のイベント、サークルの発表等、今では区の「文化祭」として区民が集う場となっています。
昼間はプラン13主催の子どもゲーム大会、夜に入って各種サークルの発表。メインイベントとして、今年度は彦根ほへと会の皆さんに来ていただき、狂言「棒しばり」を鑑賞しました。そして最後は恒例の江州音頭、大抽選会でしめくくりました。 |