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福祉活動先進地視察研修 H27.9.18(金)
 今年度から郷づくり委員会の中に「特別部会」を設け、少子高齢化問題への対策検討を進めています。
 9月18日(金)には、特別部会員と甲良町の福祉関係の職員10名で米原市野一色区を訪問し、取り組みの様子を学ばせてもらいました。今後の下之郷の取り組みのヒントになるようなことをたくさん教えていただき、実り多い視察になりました。その概略を報告します。
野一色会館・研修会
野一色区の取り組み 
■野一色区

 世帯数 125世帯 人口479名  高齢化率21.3%(高齢化率が低いのは団地があるから)
 
■取り組みの様子

 ・平成21年 区内の女性有志でサロンを立ち上げた
 ・平成25年  区内の男性有志が米原市の「お茶の間創造モデル事業」に応募し採択された。
         ★事業名 お茶の間事業「おいでやす」
          立ち上げメンバー15名 賛同メンバー14名
         ★活動内容
          ①野一色お茶の間カフェ「おいでやす」(居場所)の開店
           ・週3回(月・水・金) 13時~16時
           ・料金 コーヒー、紅茶、ココア、ジュース、プリン、お菓子 各100円
           ・当番 2名スタッフが担当
            ※2年間で延べ約2300人の来客。28万円の売上という実績
      
          ②手助けボランティア
           お茶の間の居場所を拠点とした、困ったことの手伝いをするボランティア活動
           ◎除雪・庭木の水やり・パンク張り・水道のパッキンの交換・屋敷の草刈り等
             ※有料で対応
          ③福祉講演会
           区民みんなで福祉の課題について考える機会として実施

         ④企画事業
           1.茶摘みと番茶づくり、草餅、ぼた餅づくり
           2.買い物ツアー
           3.介護予防健康維持活動 
             ・ラジオ体操 ・個人用健康ファイル作成
           4.夏まつり
             ・子どもたちといっしょに夏まつり流しそうめん大会
           5.麻雀大会
             参加の少ない男性の居場所づくりとして企画

         ★会の運営
           ・月1回の役員会開催
            いろいろな事業運営は、この場で検討し、決定。
 
         ※「月に1回程度の協力ならやってもいいよ。」という賛助スタッフがたくさんいる。
           だから、手助けの依頼には支障なく対応できている、とのこと。
 

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