神 楽(かぐら)
 
 昔は1月15日を「神楽正月」と言いました。
 この日、神楽の一行がこの村を訪れ、家々を回ってお祓いをしてくれます。子どもたちはそれがうれしくて、ずっと神楽のあとをついてまわったものでした。そして、午後には「総回し」といって、神社の境内でいろんな舞や大道芸をやってくれました。村中のみんなが集まって見物したものでした。

 時代はすっかりかわってしまいましたが、今も、神楽は毎年来てくれます。
 ただ、2月5日という日になったので平日だとみんな勤めに出てしまっているので、総回しを見るのは お年寄りだけという寂しいことになる年もあります。
 でも、いつまでも続いてほしい行事です。


 かまど祓いの様子(平成24年2月5日 )